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広島ブログ

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台風広島は直撃を免れましたね。
一部の地域では、停電などの被害が出ているようです。
早く復旧するといいですね。

あさってまた台風5号が迫ってきているようです。
まだまだ安心はできませんね・・


さて、今日は一年生の末息子の参観懇談会に行ってきました。

台風で中止にならなくてホッとしました。

授業は『図工』

お題は「おしゃれなかたつむり」を書こう！」

と言うものでした。


一年生の参観と言うと、それはそれは可愛らしくて、三男の参観では
行くたびに恥ずかしながら号泣してしまったものですが

今日の参観日では、一粒の涙もでなかっただけではなく、
釈然としない違和感を抱えて帰ってしまいました。

「おしゃれなかたつむりを書こう！」

この時期にぴったりな画材で、わくわくしますよね〜。

このお題を聞いた時、いちまいの葉っぱの上に、大きかったり、小さかったり
色とりどりの「おしゃれなかたつむり」が乗っている画を心に描き

さて、小さな子供たちは、どんな発想力で「おしゃれなかたつむり」を
描くのだろうか、とほんとわくわくしました。

「こんなのです。みんなにちょっとだけ見せますね。」と子供たちに先生が
ちらちらと、見せてくれたのは、画用紙いっぱいに描かれた、かたつむり。

からだは、黄土色、殻はおしゃれな何色かの色に塗られています。

こんなふうに大きく描く子もいるだろうなあと思って見てたんですが
次に先生が配った画用紙を見て、びっくりしました。

画用紙のまんなかに、かたつむりの殻の部分の渦巻きが、２周分
書いてあるんです。

渦巻きの、上下には次の線を引くためのガイドになる点が付いています。

そして、先生がこのガイドに沿った、かたつむりの描き方を、丁寧に
説明していきます。

お手本とおんなじ、画用紙いっぱいのかたつむりを、クラス全員の子供が
描けるように、丁寧に丁寧に。

「黄土色のクレヨンで、書いてね。」

「眼は、最後に黒いクレヨンで塗ってね。」

「体は、しっぽのほうから書いていってね。」

「渦巻きの部分を、色分けできるように、１０個位に線を
引いて仕切っていってね。」

「仕切ったところに好きな色を塗っていってね。
でも、黒と、白は使わないでね。」

そしてさらに驚いたのは、

先生が、黒板に貼っていた見本に仕切った部分に

「こんな風にしてもおしゃれですよ。」と水玉模様を描きました。


それを見た子供たちの作品、どうなったか・・・・

容易に想像できませんか？


そうなんです。

画用紙いっぱいにそっくりに描かれた「かたつむり」

どの絵も、頭は左、尻尾は右です。

殻の部分は、同じ形に仕切られて、そして先生が見本に書いた
水玉がほとんどの子供たちの作品にも描かれています。

こうやって、「人と同じじゃないと嫌」ていう日本人特有の資質が
作られていくんじゃないかなあって・・・なんだか釈然としませんでした。

他のクラスでも、全く同じ指導だったそうなので、決められた内容に
そって、先生は授業を進めていらっしゃってたようでした。

親しい他のお母さんも、私と同じ違和感を感じていらっしゃったと
聞いて、少しほっとしました。

もっと、子供たちの自主性と感性に任せて、自由な発想で
描かせてあげたらいいんじゃないか・・・と思ってしまいました。

拙い文章で、内容が解りにくかったうえに、今日はこんな感じで
すみません。

でも皆様は、どう思われますか？